あがた森魚の今週の日記より紹介してまいります
11月28日(水)旭川Early Times
今日も再び羽田から北海道へ。昨日の雪辱をとげんとばかりに
今朝も8時起床で11時15分羽田発 ANA4757便で、羽田から旭川へ。
今日はなんとか飛んで、午後2時近くに旭川空港へ着。
今日の会場、旭川のEarly Timesの野澤くんが車両で出迎え。
空港に着いて、そうおおごとではない とはいえ結構雪が積もっていて、
意外と雪が多いんだな、と。
旭川の冬は知らないけど、これぐらい積っても当然か。
空港の外はマイナス2度と表示されていた。
会場のEarly Timesに入っても、楽屋には石油ストーブがたかれていて、
その匂いと暖かさに、やはり冬だったか、と再認識。
その体感は、ちょっと贅沢。
とはいえ、昨日の暴風雪で、登別、室蘭、界隈中心に各地で
停電などの被害が続いているところもあるとのこと。
心から被災お見舞い申し上げます。
駅前のホテルにて宿題をやりつつ、夕刻5時会場にてサウンドチェック。
7時開場、7時半開演。
今日は川口元郷などの新曲もやった。
サウンドチェックしながら、なかなか帰ることができない故郷、留萌の、
昨日のライヴはどこへいってしまったのかな、と。
昨日一日がぽっかり穴のあいたような不思議な気分。
今日はその留萌の近くの旭川に来ているのに。
今日もいろいろなお客が来ていて、
52歳になる息子さんが、東京から電話かけてきて、
あがたさんのライヴがあるから、行きなさいといわれてきたという70代のご婦人。
ファンクラブに入っているが、「コンサート」というものを観るのははじめて、という。
そのご婦人が、「一度見たかったとても感動した」と帰っていった。
小樽・入船小学校の後輩という40代ももいた。
彼が言うには、南小樽駅から、テイネまわりの汽車にのって、青函連絡船に乗って、
十和田湖まで修学旅行に行きましたノノなどというたわいないやりとり。
ああ、でもこういう人に出会えて、やっぱり来てよかった、という気持ち。
そんなありがちなたわいない一日でした。