あがた森魚の今週の日記より紹介してまいります
09月27日(木)
昨日、千歳13時30分発のANA64便で羽田。
結局、フライトが30分ぐらいおくれて、
羽田に着いたのがほぼ15時30分頃。
帰路もJRで、ゆっくり帰ってこようと思っていたんだが、
今回は支笏湖と千歳が目と鼻の先なので、飛行機で帰ってきました。
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今日は午後から、Webメディア「CINRA」と「CDジャーナル」の
インタビュー取材。
ベルウッド40周年企画で、
ベルウッドからのデビューのいきさつや
「赤色エレジー」でデビュー当時の諸般について語る。
しかしやっぱりベルウッド40周年が
今後、45年目、50年目、僕自身も含め、
どう展開していくのか。それは僕等世代のアーティストのあり方であり、
また、今リアルタイムに生まれ続ける若いアーティストのあり方だろう。
そのインタビューにこたえながら、今現在、レコーディング中の作品が、
まさにデビュー当時からのミュージシャンもいれば、今現在音楽活動を共にする、
山崎優子はじめ、ほぼ20代から30代を中心としたのアーティスト達とも、
音づくりをしている。そのことに意識はもどった。
これから育っていくアーティスト達と共にやることへの世間的評価や、
実務の活動のしきり等々、実に煩雑で、クリアしていきたい課題は多々あるのだが、
リアルタイムに音楽をやるということは、そういう側面もあってもいいのではないか。
自負するつもりも、上から目線でいうつもりもなく、
謙虚に若い人達と現在を遊び、現在の音を作る、
そんなに楽しく、有意義なこともそうそうないのではないか。
安易にやることや結果、実のないことはやはり許されないが、
結果、彼等と何をやりたいか、が最大の目的であり回答ではないのか。
正直、半分屁理屈だが、なんだかの意識や気配、
さらに表現や未来に対する希求性。
それは、これからの若者達の一番強く内に持っているものだし、
希求していることではないのか。
今日は、その取材の後、午後6時から9時まで
メディアセブンにて、
ヴォーカル入れ中心だったが、
その若手連中も含め、レコーディング。
もう後、仕上げまであと半月ほどの猶予。
かなり正念場だな。