今週の日記より

あがた森魚の今週の日記より紹介してまいります

@■2012年02月24日(金)


いろはに Pusherman!

(内容は23日の日記です)
白井良明とのレコーディング、
今日はいよいよ映画「スーパーフライ」から
「いろはに Pusherman かるた(仮題)」登場!
演奏メンバーは白井良明を中心に、
ベース及び鍵盤、伊藤隆博、
ドラムス坂田学、
ギター鈴木 茂。
このセッションは Japanese Pusherman 2012 。
鈴木 茂さんを心からミスター・ジャパニーズ・ソウルと呼びたい。
この、メロウでプシャーな響きを聴け!
ここにも名演一曲仕上がったり!
なんか、泣けてくるね。
(まだ泣けてる場合じゃない。ヴオーカル録りはこれからだ!)

あがたのアルバムには必ず、何故か、どうしてこんなへんな曲が
という謎めいた曲の一曲や二曲が入っている 。
古くは「電気ブラン」「ラジヲ焼」「つめたく冷やして」等々、
明朗不可思議ソングの数々 。
さてこの「いろはに Pusherman かるた」もその一曲たるのか?

しかもこれは、今回60年代洋画中心のセレクトのなかにあって
唯一、70年代の作品。
これはアメリカンニューシネマ以降の範疇ということになるが、
ゴードン・パークス・ジュニア監督のブラックスプロイテーションの代表作。
カーティス・メイフィールドのいかしたナンバー満載の一作。

これは、アルバム「噫無情」制作時、松本隆の影響で観た一本。
それが「元祖ラジヲ焼き」で具現化。
今回も、松本隆さんへの敬意としての意味でも、強くこだわって収録した。
それと、訳詞に関してはナイアガラ大瀧詠一さんに捧げますの
心のスーパー訳詞です?!(笑)。
はからずも、なにかしら、はっぴいえんどオマージュとあいなり候。


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