あがた森魚の今週の日記より紹介してまいります
本日「愛について」でした。
六本木・Super Deluxe「塾BOX Vol.4 「愛」について」に、出演。
コントラバスの東谷健司さんの兄、東谷隆司さん主催のイベント。
第一部は自作のアニメーションも投影しながらの
アンヴィエントな浅野達彦さんのギターソロ。
第二部が東谷隆司さんと鈴木敦詞さんのトーク「愛について」
それをうけての第三部で、あがた森魚と東谷健司のセッション。
トーク,ライヴなどあって、
僕自身は、9時半から11時近くまで。
1曲目が恒例の港のロキシー。
ロビーをうろつきまわって歌っていると、
どこか陽射しのいい海の潮流の上を
ゆったりと泳ぐともなく漂っている気持ちになって、
心地よくそのたゆとう波に少し酔ったような気分がした。
いいじゃないか。
歌えるっていうのは。
なんて気持ちいいんだ。
また、今日のイベント、客層、テーマ,
すべてが僕を歌わせ、泳がせてくれる。
それで思ったことは、ちょうどこのように
海を泳ぐような
野山や砂漠をさまようような
そんな気分で
野外やストリートでライヴをやってみたいな、と
そんな気がした。
歌うことと聞くこととの関係がもっと自由で
ダイナミックな関係。
それをもっともっと模索できるような気がした。
まぁ、当面、川口や東京が拠点だが、
この日本列島の内外を問わず、
世界は広いじゃないか。