あがた森魚の今週の日記より紹介してまいります
舞台「赤色エレジー」の音楽
@■2011年09月23日(金・祝)
午前2時半就寝 午前9時半起床
正午から川口にてstereo davisのミーティング。旅の成果、反省点などなど。25日の打ち合わせも。
午後2時半。水天宮の東京芸術劇場の「赤色エレジー」稽古場にて、昨日に続き音楽中心のリハ。
今日は、東谷健司(B.)青木菜穂子(Pf.)佐々木純一(Vn.)で。
中で使われる楽曲は演出の天野天街セレクトによる豪華ナンバーの数々で、加えて新曲(テーマ)もあり、劇中音楽としても聴き応え充分のはず。
「劇的」なものの、表現のされ方が一体全体どういうものであればいいのか。天野天街演出による空前絶後な劇空間が、あがた森魚の音楽によって、どのような重構造を生み出すことになるのか。
組み立てていきながら予測すると、この劇中にこそ成立する世界としかいいようがないが、それはアジャスト、2011年現在の演劇としてどのような意味をもたらすのかは、私には、まったくわからない。
ただ、何ゆえ、1970年初頭に林静一の漫画「赤色エレジー」からこのような歌が生まれたのかに関しては、大きな意味あいをそこにお見せでき、お聴かせすることはできるはず、と予測する。
何か毎日、すごい数の容量をこなしはじめていて、あす、夜は、深夜イベントまでもある。